Jepro
Jeproを複数現場で使うには?現場名・工種・担当を揃える運用の始め方
Jeproを複数現場に広げる前に決めたい、現場名、工種、写真入力、担当分担、出力のルール。最初の一現場で確かめた運用を展開する方法を説明します。

Jeproを複数現場で使うときは、現場を増やす前に「現場名をどう統一するか」「工種の選択肢をどう使うか」「誰が写真を登録・確認・出力するか」を決めます。Jeproではプロジェクト(現場)を作成し、写真に現場名・工種などの情報を付け、プロジェクト単位で写真台帳をExcel・PDFとして出力できます。機能を増やすより、現場間で同じ判断ができるルールを先に作ることが重要です。
最初の一現場で手順を確かめる
いきなり全現場へ広げず、一つの現場で現場作成、工種の選択・追加、写真登録、情報入力、確認、出力まで通します。スマートフォンで現場担当が撮影し、事務所がPCで確認・出力する運用も試せます。作業が途中で止まる場面では、入力を保存して後から再開できるかも確認します。試した結果、誰がどの画面で迷ったかをメモすると、次の現場への説明が具体的になります。
現場名と住所を取り違えない
現場作成時に現場名と住所を入れます。似た建物名や同じ敷地内の別工事があるなら、社内で区別できる正式な呼び方を決めます。略称だけで登録すると、写真をアップロードするときや出力ファイルを共有するときに誤認しやすくなります。住所は入力内容を照合する手掛かりになりますが、現場名の代わりではありません。既に使っている案件番号があるなら、命名ルールにどう組み込むかチームで決めます。
工種は既定候補と追加を使い分ける
Jeproには初期の工種候補があり、必要なら追加できます。同じ作業を現場ごとに別名で増やすと、写真の整理が難しくなります。まず既定候補で表せるか確認し、足りない場合に追加の命名を決めます。たとえば「塗装」「塗装工事」「外壁塗装」が混在すると、担当者が迷います。現場ごとに必要な細分化は違うため、会社全体で完全に一つのリストに固定するより、共通ルールと案件固有の例外を分けて管理します。
| 決めること | 一現場で試すこと | 複数現場での注意 |
|---|---|---|
| 現場名 | 正式名と住所を登録 | 似た名前を区別する |
| 工種 | 既定候補を使い、必要時に追加 | 同義の名称を増やさない |
| 担当 | 撮影・入力・確認・出力を分担 | 担当交代時にルールを引き継ぐ |
| 成果物 | 現場単位でExcel/PDFを確認 | 共有する版と送付先を揃える |
写真ごとの情報は最小限から揃える
写真には少なくとも現場名と工種を紐づけ、必要に応じて施工面・施工場所・施工内容・施工手順・日付などを入力できます。全項目を必須にするより、台帳を確認する人が区別に必要な情報を定めます。複数現場では別現場の写真が紛れたままにならないよう、撮影直後または登録時に現場名を確認します。PCからアップロードする写真も、ファイル名だけを頼りにせず現場を確認してください。
担当と確認の境界を決める
例として、現場担当が撮影と写真情報の入力を行い、事務所担当が写真の不足・順番を確認して出力する分担があります。Jeproにはチーム利用を想定したユーザー・権限管理がありますが、権限だけで仕事の責任は決まりません。「写真の追加依頼は誰が出すか」「出力前の最終確認は誰か」を運用で決めます。担当交代時は現場名・工種・入力ルールを引き継ぎます。
出力単位と共有先を揃える
Jeproでは複数工種を一つのExcelまたはPDFにまとめ、プロジェクト単位で出力できます。提出先が工種別や独自様式を求める場合は先に条件を確認します。標準フォーマットで足りるかを試し、独自テンプレートが必要なら相談します。出力後はExcelやPDFを共有するため、ファイル名・版・共有先を決めます。現場をまたいだ一括出力を前提にせず、現場単位の成果物として確認してください。
よくある質問
現場ごとに工種を自由に追加してよいですか?
追加できますが、同じ意味の工種を重複させないよう命名ルールを決めると運用しやすくなります。
スマホとPCで作業を分けられますか?
Web版はPC・スマートフォンで使え、iOSアプリも同等の機能を提供します。現場で登録、事務所で確認・出力する分担を試せます。
複数現場の写真を一つの台帳にできますか?
Jeproの出力はプロジェクト単位です。異なる現場を一つの台帳にまとめる前提ではなく、現場ごとに確認・出力してください。
一現場で決めた命名・入力・確認のルールを小さく文書化し、次の現場で試して直すことが、複数現場への広げ方です。
