Jeproの使い方
Jeproで工種を追加する前に|既定の選択肢と新しい工種を使い分ける方法
Jeproには初期の工種候補があり、必要なら工種を追加できます。既定の選択肢を使うか新しい工種を作るか、写真台帳で迷わないための判断基準を解説します。

Jeproには初期の工種候補があり、現場に必要な工種を追加することもできます。ただし、細かい作業名を見つけるたびに新しい工種を作ると、同じ施工内容の写真が別々に分かれ、台帳の確認が難しくなります。追加する前に「既定の候補で施工内容を表せるか」「台帳で独立したまとまりとして見せたいか」を判断しましょう。
工種は何のために分けるのか
工種は写真を探し、施工のまとまりを読み手に伝えるための分類です。現場名だけで写真を集めると、電気、設備、内装などの作業が混ざる可能性があります。一方、同じ工種の中の施工箇所まで全て別工種にすると、選択肢が増えすぎます。「工種」と「施工箇所・施工内容」は役割を分け、写真ごとの情報で必要な詳細を補います。
まず既定の候補を確認する
現場を作り、初期の工種候補を見て、今回の作業と意味が合うものがあるかを確認します。名前が少し違っても、社内と提出先で同じ内容として扱えるなら既定の候補を使う方法があります。ただし、名前が同じでも対象範囲が異なる場合は無理にまとめません。判断に迷う名称は現場責任者や台帳の確認担当とそろえてから写真を登録します。
| 状況 | 考え方 | 写真側で補う情報 |
|---|---|---|
| 既定候補で内容が伝わる | 既定工種を使い、表記を統一する | 施工場所・施工内容 |
| 既定候補では別作業と混同する | 新しい工種を検討する | 工種内の工程・部位 |
| 場所だけが違う | 工種は増やさず場所を分ける | 階・区画・部屋など |
| 同義の名称が複数ある | 正式名称を一つ決める | 必要なら説明を補足する |
新しい工種を追加する判断基準
既定候補では施工内容を適切に区別できない、写真の確認や出力で独立した区分が必要、同じ名称を継続して使う見込みがある――このような場合に追加を検討します。追加する名前は、現場で呼ぶ略称だけでなく、事務所や受け手にも意味が伝わる表記にします。表記ゆれを防ぐため、似た名前が既にないかを確認してから追加するとよいでしょう。
たとえば「電気」「電気設備」「電工」を担当者ごとに作ると、写真が分散します。どれを正式名称として使うかを決め、別の意味なら説明できるようにします。細分化が必要な場合も、その理由が「台帳で分けて確認したい」ことなのかを確かめます。
写真を登録した後の確認
工種を決めたら、写真ごとに正しい現場と工種が付いているか確認します。別工種へ入った写真、工種を決められない写真、同じ工程が二つの名称に分かれていないかを見ます。必要なら施工面、施工場所、施工内容などを補足し、工種名だけに全ての情報を詰め込まないようにします。複数工種を一つのExcel・PDFにまとめて出力できるため、出力前に工種ごとの並びも確認します。
チームで使うなら追加する人を決める
写真を登録する人全員が自由に工種を増やすと、分類が乱れやすくなります。新しい工種が必要になったら、まず担当者へ提案し、既存候補との違いを確認してから追加する運用が考えられます。現場が増えた際も同じ名称を使うかは、会社の分類ルールに合わせて決めます。特定の現場だけの特殊作業を、会社全体の標準工種にする必要があるとは限りません。
よくある質問
Jeproでは工種を自分で追加できますか?
はい。初期の候補から選ぶほか、必要な工種を追加できます。追加前に似た候補がないか確認すると分類がそろいやすくなります。
施工箇所を工種として追加すべきですか?
通常は工種と施工箇所を分けて考えます。たとえば「3階東側」は場所であり、工種ではありません。写真ごとの施工場所などの情報で表す方が分かりやすい場合があります。
工種を細かくすれば台帳は見やすくなりますか?
必ずしもそうではありません。分類が増えるほど選択ミスや探しにくさも起こり得ます。受け手が施工の流れを追える粒度を、サンプルの出力で確認してください。
工種の追加は簡単でも、後から分類をそろえ直すのは手間がかかります。既定候補、追加する名前、写真ごとの詳細情報を役割分担して設計しましょう。
